« 2007年4月2日 | トップページ | 2007年4月22日 »

2007年4月15日 (日)

再会

4月8日 この日は私にとって特別な日になった。
今までの人生でこの日を何度も迎えたが、2007年のこの日は。。。
このブログのタイトルは「これも運命...」である。
最初にタイトルを決めたときはもちろん私の運命ということで決めた。しかし、今までにいろいろなことが起こり、その中には他人を巻き込むこともあった。それは果たして私の運命の一部なのだろうか?
きっと人はそれぞれの運命を持つ。それが他人の運命と衝突することによって出会いなどが生じるのであろう。
つまり、私の運命ということで書きつつも、他の人の運命も書いていたのであろう。
息子ともそれぞれの運命が衝突したのだろう。
だから私の子供として生まれてきた。
さみしいことに、息子と一緒に生活したのはほんの3ヶ月ほどである。
その中でも息子はいろいろなものを与えてくれた。覚えていることといえば、
息子と初めて会い、翌日は髪をそる儀式だった。その儀式の間息子はよく寝ていた。髪をそられるときも寝ていた。
息子が私の体の上でうつぶせになって寝ていた。まるで亀の子のような感じであった。
うつ伏せになった息子が一生懸命体を起こそうとしていた。ミルクを飲んでいるときも、なんだか一生懸命生きていて、些細なことで倒れてしまうようだった。
しばらくしてから会った息子は起き上がることもでき、ハイハイすることもできていた。
朝は近くのお寺に散歩した。散歩している間はずっと黙っていた。ただただいろいろなものを見つめるだけだった。
日本に住むようになったのは、11月だったか、日本の冬だった。来る途中の飛行機でもほとんど寝ていて、日本につくとおきだした。バスを待っている間は空港内を散歩して、ここが日本、寒いでしょうと話をした。
家に着いたときはどうだっただろう、今は覚えていない。
どうしてもぐずって大変なときは窓を開けて外を見せた。寒いのにとてもうれしそうだった。
ずっと家にいるのがいやだったので息子と二人で散歩した。歩道橋の上から車を見せたら喜んでいた。時間がたつと眠くなってきたのかぐずりだした。そのうちなき始めてしまった。
抱きかかえて、ベビーカーを押しながら帰った。腕の中で寝始めたのでベビーカーに乗せようとする。しかしすぐに泣き出す。抱っこすると泣き止む、降ろすと泣き出す。だからずっと抱きながら家に帰った。
奥さんと思いっきり喧嘩をした時があった。その時に息子が泣き始めた。ごめんね。
おすしを食べたりレストランによく行った。時にはとても行儀よく、時には大変だったことを覚えている。
私が仕事から帰ってくるとハイハイをして出迎えに来る。
9ヶ月を迎える前に自分の力だけで立つようになった。それを見て奥さんと喜ぶと、息子は得意そうになって何度も何度もたとうとした。
歩き出すようになってからはキッチンまで来てしまうので机を横にしてとうせんぼをした。ちゃんとしたものを買わなきゃと思っていたがまだ買っていない。
ハイハイをして出迎えをしていた息子はいつからか歩いて迎えに来てくれるようになった。最寄の駅から家までの道のりは、まだ息子は起きているかなぁと考えながら毎日帰った。
抱きかかえて部屋に入ると私の役目はそこまで。すぐに奥さんに抱かれるのを求めていた。
クリスマスパーティーに行った。初めてサンタクロースに会った日だ。一緒に写真もとった。
24日にはどうでもいいと思っていたけど、サンタクロースの服を買ってきた。ショーウィンドウに飾られていた最後の一枚だった。それを息子に着させた。ハイハイして隣の部屋に行くのを見ると、泥棒みたいだった。
家の近くには動物がいる公園があるので行った。興味がある動物の前に来るとベビーカーから乗り出してみていた。
水族館に行った。
まだまだ寒かったけど、公園で遊んでいた。そのとき撮った写真はとてもきれいな顔をしていた。
初詣にも行った。寒い日だった。
私の家族にもあった。祖母に会うこともできた。
よくよだれを流していたのでよだれ掛けは必須アイテムだった。ちなみにその時あだ名を「ナムラーイ(よだれ)」とした。
ある時、たったままウンコをした。またある時はトイレに座らせてウンコをした。
お風呂に一緒に入った。湯船を最初は怖がっていたけど、慣れてきてからはお風呂が大好きだった。
お湯の中に何度ももぐってしまった。
あるときお尻がウンコでかぶれてしまって真っ赤になった。痛そうだった。泣きじゃくっていた。
掃除機が好きだった。音が出ても怖がらない。すってみても怖がらない。よくわからない子だ。
女の子が大好きだった。町で女の子とすれ違うと目で追っていた。振返りもした。窓口なので女性が対応すると、最初は覗き込んで相手の反応を見る。そして笑い返されるとそこからはアピールの島栗だった。
クレヨンしんちゃんの着ぐるみと写真を撮った。泣いていた。珍しかった。それがタイに帰る1日前だった。
翌日奥さんと一緒にタイに帰った。
タイの家には2歳になる女の子が息子が帰ってくるのを心待ちにしていた。息子も、いつでも遊べる人ができて幸せだったと思う。
みんながみんな息子がすることを許し、みんながみんな世話をしてくれて、彼を嫌う人は世の中に一人もいなかった。
みんなに愛されて彼はとても幸せな運命だ。
今、私はタイにいます。
タイに来て最初に息子に会ったとき、彼はすでに寝ていました。。。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2007年4月2日 | トップページ | 2007年4月22日 »